六浪目

6浪目は父からの薦めに従い、毎日朝刊と夕刊を読むことにしました。初めは一面と私にとって関心のある記事だけを読むことから始めましたが、次第に新聞全体を読むことが苦ではなくなり、長文を読むことに対しても抵抗がなくなりました。その結果、センター国語においても、読んで理解することが苦ではなくなり、センター国語で175点取ることができ、合計は810点でした。今まで150点にすらなかなか届かなかったのに大きな進歩でした。センター国語は問題集・過去問をやることだけではなく、新聞でも本でもよいですけど普段から文章を読んで理解する訓練をしていくことも重要です。

他にも、以前は読めずにいた坂の上の雲を完読しました。その過程で思考力がアップして国語に限らず、他の科目でも理解力がアップして以前は手が出なかったものにも抵抗なく手が出せるようになりました。

順調だった私ですが、何故か10月以降に落ち着きがなくなり、本や新聞を読む頻度が少なくなってしまい、問題を解く上でもミス・見落としが多くなっていきました。その時に落ち着いて、本や新聞を読む習慣を戻せば良かったのですが、深夜4時まで難問を解いたり、参考書の細かい知識を得たりすることに躍起になっていました。

その結果、センター試験でも基本的な知識が抜けたことによって、勘違いも多くなり、失点が大きくなっていき、合計で740しか取れませんでした。二次試験も地元の医大を受けましたが、計算ミス・基本的な知識の欠如が原因で、記述模試の偏差値68通りの点数を取れずに不合格となってしまいました。後期も同様です。

こうして私は7浪に突入することになりました。

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