四浪目

四浪目について(概略)

四浪目に突入した私ですが、もう私と一緒に勉強する高校時代の友人は居なくなりました。正直、一人だけ取り残された気分でした。

この年から完全に新課程となり、今までやったことのなかったデータの分析などもやらないといけなくなりました。それでも旧課程とそこまで変わりません。

また、社会の事を知るために週2平均(一回につき4時間平均)で、カラオケ店でバイトを始めました。

単位取りながらの仮面浪人は厳しいと実感したので、大学は休学しました。サークルには迷惑をかけない程度に行くことにしました。

5月〜7月

5月のセンター模試で初めて国公立医学部医学科でA判定を取りました。これは、今までほとんどやらなかった分野や新課程で初めて出てくる分野にきちんと向き合った結果です。前も言いましたが、初めの模試では現役生や一浪がまだ成績伸びてこないというのも判定が良くなった要因です。

実際、「ただやらないだけで少し勉強すればきちんと点数を取れるようになる」分野はたくさんある気がします。高校の都合により、習ってなかったりする場合は仕方ありませんが、習っている場合は一時間だけでも頻出以外の分野にも目を向けてみてはいかがでしょうか?それもしっかりやれば、頻出の分野も気持ちが楽に出来るようになるきっかけにもなると思います。

例えば、私は生物選択でしたが、生態系とか生命の起源の分野は二次での配点は高いとは言えず、身体の事や遺伝などが頻出分野でした。そこでしっかり取ろうとしても、「生態系や生命の起源の分野が出たらその他でたくさん点取らないといけない」等と考え、変に力が入って、ミスや読み間違いが多くなり、なかなか高得点が取れませんでした。

5月のセンター模試で初めてA判定を取った私ですが、翌月、勉強に対する集中力が切れ、バイトを週2の頻度から週4に増えました。その結果、勉強をする時間が少なくなり(1日約5時間から約2時間)、6月終わりのセンター模試での成績がC判定まで落ちてしまいました。

7月になり体調が良くないのにバイトのシフトが入ることも多く(稼ぎたいがために多くの希望日を出した私の責任です)、7月終わりのセンター模試でも力を発揮できず、D判定まで落ちてしまいました。

これは受験時にバイトをやり過ぎると大変なことになる例として参考としてください。そもそも、受験生がバイトをすること自体が良くないかもしれません。

8月〜入試まで

バイトの頻度が増えすぎて流石にまずいと思った私はシフトを週2に減らしました。その結果、勉強時間も1日2時間から6時間になりました。その結果、9月のセンター模試では合計745、10月の記述模試では偏差値68(前年度は63くらいだった気がします)まで上がりました。

伸び始めたのは、与えられた仕事(フードを小分けしたり、ドリンク作ったり、お客様をご案内したり、またそれらを新人に教えるくらいしかしてませんけど)をミスなくしっかりとこなせるようになった時期と重なります。

私の場合は与えられた事をしっかりとこなすという意識が足りてなかったので、バイトによってその意識が芽生え、それがそのまま勉強でも活かされたから成績が伸びました。

私は10月の記述模試で偏差値が68あったので、合格するものだと思っていました。センター試験は合計で739でした。

問題は二次試験です。当時、私が受けた大学の配点は数学・理科・英語が300点ずつでした。

最初は数学でした。問題の難易度はそこまで高くなかったのですが、最初に計算ミスをして、その後パニックになり、本来の実力を出せずに終わってしまいました。理科と英語は本来の実力を出しきれました。

結果は不合格でした。開示した結果は、うろ覚えですが、数学100化学88生物106英語225でした。パニックになったことによって数学が酷いことになってしまいました。

もし、数学でパニックにならなければ合格出来たので、落ち着いてやることの重要さを後に理解しました。

 

 

 

 

 

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