出願で医学部受験に勝利!

医学部入試はその年に簡単な大学を見極めて出願することが重要です。端的に言うと出願を工夫するだけで医学部医学科の合格率がグッと上がります!

そのためにすべきことは

・大学が公表する出願数と倍率を見ること

・駿台ベネッセのデータネットを見ること

駿台ベネッセ データネットは共通テストの結果を受けて各大学の志望者の点数分布を示したものでリサーチ対象者は全国最多なので信頼度の高いデータを得られます。
データネット○○大学2022のように調べると出てきます。
・合格最低点を調べること

・大学の出願に必要な書類や消印有効の有無を確認すること

この4点です!

手順としてはその年の倍率の推移が前年より低いところをを見つけ、データネットで得点分布を調べる。合格最低点をシミュレーションし、それで大丈夫だと感じたなら出願締切に間に合うか確認、という流れになります。こうして出願候補校を2〜3校に絞っていきます。

それぞれ解説します。

大学が公表する出願数と倍率を見ること

各大学は倍率を公開しており

2022年国公立医学部出願状況 – 国立医学部受験情報

このサイトにその情報がまとめてあります。
また正確かついち早く知りたい場合大学個別のページを見るべきです。この活用法や情報の読み方についてはぜひ私に尋ねてくださればと思います。

とにかく倍率の推移を見守ることが最も重要であることは間違いありません。できれば今年度であれば2/2くらいまでは見守りたいところです。倍率が変わると難易度がとてつもなく変わることが多々あります。

駿台ベネッセのデータネットを見ること

駿台ベネッセデータネットは共通テストの結果を受けて各大学の志望者の点数分布を示したものでリサーチ対象者は他予備校のものと比べて多く全国最多なので信頼度の高いデータを得られます。
データネット○○大学2022のように調べると出てきます。

 

山形大学医学部医学科前期を例に出します。少し見づらいですが前年と比べてほとんど高得点層がいないことがわかります。例えば共通テスト700点で前年は102位のE判定となるのに対して今年度は25位のC判定となります。前年の合格者の得点帯を見ることもでき大いに参考になります。
今年度については共通テスト難化の影響が顕著です。山形大学は共通テスト重視の配点かつ国語や面接点数化ありということで志願者が大きく伸びることは少ないと思われます。詳しくは別のページで解説しています。

合格最低点を調べること

合格最低点については河合塾ページのこちらでまとめてあります。

医学部合格者の最高点・最低点・平均点一覧2021(国公立大学) | 医学部入試情報2022 | 河合塾 医進塾

科目の配点については自分で調べなければならないので当サイトでそれらを記載したまとめの表を後々掲載する予定です。

山形大学医学部医学科の合格最低点についてはこちらにまとめてあります。

これらを見た上で自分の科目別の想定得点が最低点を超えられるかシミュレーションします。

大学の出願に必要な書類や消印有効の有無を確認すること

必要書類については卒業証明書や調査書(調査書を発行できない場合は発行できない旨の通知書や成績証明書など)
大学所定の履歴書や志望理由書などさまざまです。
例えば弘前大学や和歌山県立医科大学などでは手書きの志望理由書が必要で時間を要します。
ネット出願の大学が大半となっていますがこれらは別途郵送で提出しなければなりません。
この締切日は一律で出願期間の2/4ですが大学によって必着か消印有効かなど扱いに違いがあります。必ず自分の大学が消印有効かどうか、あるいは消印有効なら2/2・3・4のいずれなのか確認しておきましょう。

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