論理的思考力の例

あくまでも私の考えです

前回の記事に関連したものです。昨日書いた貧血の授業で他に習った事ですけど、平均赤血球容積(MCV)についての式や鉄欠乏性貧血についても習いました。

MCV=ヘマトクリット(%)×10/赤血球数(10⁶㎕)という式と鉄欠乏性貧血ではMCVの値が下がるという事を習いました。本当はもっと習っていますけど、ここではこれだけにします。

この式を見たら、ヘマトクリット地が小さくなったり赤血球数が増えるとMCV値が小さくなって鉄欠乏性貧血の可能性があるという事が分かると思います。これは医学の記事ではないので「これだけでは鉄欠乏性貧血ではない」とかいうことは抜きにします。

いちいち「ヘマトクリット値が減ったからMCVが小さくなる」「赤血球数が大きくなったらMCVが小さくなる」といった事を暗記していないといけないならほぼ全ての問題を暗記してプリンターみたいにならないといけないですよね。これでは応用が利かないのでなかなか数学の点数は伸びないと思います。

なので「これは暗記していないけど、この式の性質を考えたら必然的にそうなるよね」と暗記していなくてもある程度の所まではきちんと出来るようになることが必要だと思います。

当然ですけど、覚えている解答のパターンの数が圧倒的に少なければどうしようもありません。医学科のテスト受けてて分かりますけど、知識が無いとどうやっても答えられません。いくら考えても知らない知識なんて出て来ませんから。

論理的思考力を鍛える場合ですけど、他の人と比べてどうだとか考えない方がいいと思います。私の場合は他の人に比べて発達するのが遅かったのですが「普通は出来るんだけど」と家族から言われたことがあって凄く嫌な思いをしました。「他の人は出来るのに」とかいう気持ちは論理的思考力を鍛えるのに大きな阻害になると私は感じます。もし、家族がそういうことを言ってくるのであれば、自習室などに避難した方が得策な気がします。

追記

面接0点の真相
私は2019年、山形大学医学部医学科を受験しましたが面接で0点をつけられ不合格になってしまいました。 その時の面接内容、そして成績開示をnoteにしましたので参考にしてみてください。 リンクはこちら

私が面接で地雷を踏んだ例です。興味のある方は是非ともご購入してください。なかなかお目にかかれないと思います。


コメント

タイトルとURLをコピーしました