二浪目

前期

二浪目に突入し、私の高校の同級生たち(同級生は一浪した人がかなり多かった)は一浪でほとんど居なくなって私を含めて5人くらいになってしまいました。正直、皆に取り残された感じでした。

当時の私の苦手科目は国語でした。センター国語で120以上取れることがほぼありませんでした。ですので、センターの合計で720取り、二次(二浪目に受けた大学の配点は数学300理科300英語300)で720取ろうと計画を立てていました。

5月のセンター模試で、一浪目までの貯金もあり私立の医学科で初めてA判定(国公立ではC判定)が出て喜んで少し勉強をサボってしまいました。5月の模試では現役生や一浪がまだ全然勉強進んでないという事実を忘れていました。これから伸び代の大きい現役生、一浪生が私に迫ってくることなんて全く考えていませんでした。

二浪時の私は模試に対して都合の良い考えしかしていませんでした。例えば、判定がC以上の時は「ボーダーラインだから受かれる」、D以下の時は「今回の模試は難しかったから仕方ない。本番ではもっと簡単な問題だから本来の判定はもっと良いはず」と考えていました。確かに、判定が全てではないですが、きちんと向き合わないというのは間違っている気がします。

二浪目の前期も終わりに近付いた頃です。国語以外の科目は伸びている感覚がありましたけど、国語だけは伸びている感覚がありませんでした。

ある時、父に「読むスピードがかなり遅いのではないのか?」と言われました。そこで、父から本を読んで読むスピードを上げる訓練をするようにアドバイスを受けました。しかし、私は国語以外を伸ばせば良いと考え、そのアドバイスを受け入れませんでした。また本当は他の科目も実力が十分ではないのに、「私なら国語が悪くても十分埋められる」と見栄を張っていました。

夏休み

夏休み直前に、ハイレベル模試でC判定(一浪目にE判定だった)を取ったことに対して安心して、夏期講習終わった後に一浪で受かった友達と遊びに行く頻度が高かったです。具体的に言えば、12時半に講習終わった後に友達が通っていた大学のフリースペースで1時半から6時まで大富豪をやる、友達の家でゲームをやるといった感じでした。少し良い判定だったからといって、油断してはいけません。

一浪で受かった友達からは「こんなに遊んで大丈夫なの?」と言われることが多々ありましたけど、模試の成績を示して、「この模試でこの判定だから大丈夫」と言って遊んでいました。

以前にも言いましたが、遊ぶのは大いに結構ですが、どんな判定だろうとやることはしっかりやらないといけません。

後期〜入試まで

夏休みはけっこう遊んだわけですが、夏休み明けの模試ではたまたま調子が良く、センター、二次共に当時の志望校の国公立医学科B判定でした。その時は「ここから更に伸ばしていくぞ」という思いでした。

しかし、秋が来て現役生・一浪が急激に伸びてきて私の判定が下がってしまいました。更に追い討ちをかけるように、私にスランプが訪れました。

そして次第にやる気が無くなっていき、受験勉強を辞めたいと思うようになっていきました。

その結果、前期は医学科、後期は他の学部という選択をし結局、後期で受かった大学に行くことになりました。

その時は受験勉強を続けられる精神状態ではありませんでした。

 

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