風化させてはいけません
今日は3月11日です。今日は東日本大震災から14年の日となります。昨年の五月に野蒜という所に行って震災復興伝承館を観てきました。ここは東日本大震災の記憶と教訓を風化させないために、JR旧野蒜駅舎を改修し震災復興伝承館としてオープンし、当時の様子がわかる写真や映像をもとに、震災の記憶を発信している場所です。そこには

私が思うに、元々この駅を使っていた人にとっては「震災復興伝承館」ではなくて「かつて自分が使っていた駅」です。当時の様子を少しでも知ることは当然、大事な事ですが、元々使ってた人も居るという事も忘れてはいけません。
震災復興伝承館に私が行った時ですけど、孫と一緒に来てる高齢者の方がけっこういました。孫の方は凄く興味津々で見ていました。その時に私は「私にとっては高校の時の出来事だけど、今の小学生にとっては生まれる前の出来事なんだ」と感じました。震災復興伝承館には「その当時は何をしていましたか?」というノートがあって私は「学年末テストの対策で疲れて寝てしまっていた時に地震が来た」と書くことが出来ますが(実際には書きませんでしたけど)、今の小学生は生まれる前の事なので書いたりすることが出来ません。
ここに行くまでは「東日本大震災の被災者の傷はまだ癒えていない」という認識だけでしたけど、実際には東日本大震災を知らない世代も増えているということに気が付きました。私の世代で言う関東大震災や阪神淡路大震災みたいな歴史上の出来事になりつつあります。今はそんなことありませんが50年後の大学入試では「1995年に東日本大震災、2011年に阪神淡路大震災」みたいな引っ掛け問題にされているような気がします。
私たちもいずれは東日本大震災を伝える側の人間になるのだと感じます。
開館時間 9時~17時
定休日 毎月第3水曜日
入館料 無料
駐車場 有(大型バス駐車可能) ※無料
所在地 宮城県東松島市野蒜字北余景56-36
問合せ 電話:0225-86-2985 / FAX:0225-86-2985
となっています。
追記
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