国公立医学部の小論文・面接対策|合格するための必須ポイントと例文集

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はじめに|小論文・面接が医学部合格のカギを握る!

医学部受験といえば、学科試験が最も重要と思われがちですが、小論文・面接が合否を大きく左右することをご存知でしょうか?

国公立医学部の二次試験では、多くの大学が小論文や面接を課しています。学力試験で高得点を取ったとしても、小論文・面接の評価が低いと不合格になることもあります。

しかし、多くの受験生が次のような悩みを抱えています。
• 小論文の書き方が分からない、何を書けばいいのか分からない
• 医学的なテーマについて、どう意見をまとめればいいのか不安
• 面接での質問に対する適切な回答が分からない
• 面接官に良い印象を与える話し方や態度が分からない
• 小論文・面接対策をいつから、どのように始めればいいのか分からない

この記事では、国公立医学部の小論文・面接対策の必須ポイントを解説し、合格に近づくための実践的な方法や例文を紹介します!

国公立医学部の小論文・面接の特徴と評価基準

小論文の特徴

国公立医学部の小論文では、医療・倫理・社会問題などに関するテーマが出題されます。
試験官は、以下のポイントを重視して採点します。

✅ 論理的思考力(論理的な構成になっているか)
✅ 文章構成力(分かりやすく、簡潔に書かれているか)
✅ 医学・社会的視点(医療人としての視点を持っているか)
✅ 自分の意見の根拠(主張がしっかりしているか)

面接の特徴

面接では、医学部生として適性があるかどうかが問われます。
主に次のような評価基準で判断されます。

✅ コミュニケーション能力(適切な受け答えができるか)
✅ 医師としての適性(医学部にふさわしい人物か)
✅ 志望動機の明確さ(なぜその大学・医学部を志望するのか)
✅ ストレス耐性(困難な質問にも冷静に対応できるか)

国公立医学部は、単なる知識の詰め込みだけでなく、「どのような医師になりたいのか」「医療にどのように貢献したいのか」を明確に伝えることが求められます。

小論文対策|合格者が実践した必勝法と例文

① 頻出テーマを押さえておく

小論文では、以下のようなテーマが頻出です。

分野 具体的なテーマ例
医療倫理 安楽死、臓器移植、出生前診断の是非
社会問題 医師の働き方改革、医療格差、感染症対策
科学技術 AIと医療、ゲノム編集の倫理問題
コミュニケーション 患者との信頼関係、インフォームドコンセント

まずは、これらのテーマについて自分の意見を持ち、論理的に説明できるように準備することが重要です。

② 文章構成の基本を押さえる

医学部の小論文では、論理的な文章構成が求められます。
以下の構成を意識すると、まとまりのある小論文が書けます。

【小論文の基本構成】

  1. 序論(導入):テーマの背景や問題提起
  2. 本論(議論):テーマについての自分の意見・根拠
  3. 結論(まとめ):全体の総括・解決策

③ 小論文の例文|「医療倫理(安楽死)」

【問題】「安楽死の是非についてあなたの意見を述べよ」

序論(導入)
近年、終末期医療における安楽死が議論されている。安楽死には「積極的安楽死」と「消極的安楽死」があり、国によって法的な扱いが異なる。本稿では、安楽死の是非について考察する。

本論(議論)
安楽死のメリットは、患者の苦痛を軽減し、尊厳ある死を実現できる点である。一方で、安楽死の許容が「命の選別」につながる危険性もある。安楽死を合法化するためには、厳格なルールを設け、医療従事者が適切に判断できる環境が必要である。

結論(まとめ)
安楽死は、患者の意思を尊重する一方で、慎重に扱うべき課題である。日本においても議論を深め、医師と患者の双方が納得できる制度設計を進めるべきである。

面接対策|医学部合格者が実践した成功法則

① 頻出質問を押さえておく

医学部面接では、以下のような質問がよく出題されます。

✅ 志望動機:「なぜ本学の医学部を志望したのか?」
✅ 医師の適性:「どのような医師になりたいか?」
✅ 医療倫理:「安楽死についてどう思うか?」
✅ 時事問題:「最近の医療ニュースで気になるものは?」

これらの質問に対し、具体的なエピソードを交えて答えられるように準備することが大切です。

② 面接の例文|「志望動機」

【質問】「なぜ本学の医学部を志望したのですか?」

【回答例】
「私は、小児医療に貢献したいと考えています。子どもの頃、病気のために入院した経験があり、医師の温かい対応に救われました。貴学の医学部は、地域医療と小児医療に力を入れている点に魅力を感じました。貴学で学び、地域の子どもたちの健康を支える医師になりたいと考えています。」

このように、「なぜ?」を明確にし、エピソードを交えて答えることがポイントです。

まとめ|小論文・面接で合格するためのポイント

✅ 小論文では、頻出テーマを押さえ、論理的な構成を意識する
✅ 医療倫理や時事問題に関する自分の意見を持つ
✅ 面接では、志望動機・医療倫理・時事問題について準備する
✅ 具体的なエピソードを交えて回答することで説得力を持たせる

小論文・面接は、事前準備が合否を大きく左右します。
ぜひ、この記事の内容を活用し、万全の対策をして合格をつかみ取ってください!

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この記事を書いた人

初めまして、愛のルーナと言います。

私は一度大学にへ行ったものの医師への道を諦めきれず、再受験をして医学部に合格しました。

このサイトでは私の再受験の経験と学生生活について書いていきたいと思います。

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