山形大学 履修登録

大学生活

山形大学合格者の皆様、おめでとうございます。皆様との山形での生活を楽しみにしています。

今回は山形大学の授業や履修登録について説明します。履修について詳しくは4月に入ってから学部ごとにオリエンテーションが行われ、そこで資料が渡されるのですが煩雑で正直言ってわかりづらいです。そのため履修登録理解の助けにしたいと思い今回の記事を書きました。ブログ自体もそこまでわかりやすくないかもしれないので疑問点は逐一質問してくださるとありがたいです。

履修登録の説明は全学部に共通する内容を含むので山形大学関係者にはぜひ見てほしいです。

一年時の専門科目以外は基盤共通科目という名前になっており履修登録時は学務情報システムでその中から履修する講義を探します。

履修登録で最も悩むものは「山形から考える」「人間を考える・共生を考える」という講義です。前期後期のいずれかで1つずつ履修すればいいのですが1年間で1講座ずつしか登録できないので何個も登録して保険をかけることはできません。山形大学の全ての学部で必修科目となっています。山形から考えるでは夏季休暇中短期集中講義の農業体験、山形新聞を読んでレポートを書くなど山形県に関係したいろいろなジャンルのものがありガイドブックが配られるので興味のあるものを選べばいいです。人間を考えるは簡単な経済学や人文系のものなどがあります。これらの単位はよほどのことがなければ落とすことはありませんが制度上複数登録できず進級の要件となるのでご注意ください。

その他必修には学部導入セミナー、情報、スタートアップセミナー、英語があります。

これらの時間割は大学が割り振るので自分で決めることはできません。しかし決められているクラスをオリエンテーションで渡された資料に従って自分で登録しなければならないのでややこしいです。登録できていないと学務から連絡があると思います。

学部導入セミナーは学部ごとに分かれて授業を行います。その学部の学習内容の概要を学びます。特に面倒なことはなく課題も少ないですが課題を提出しなければ普通に落として留年します。

情報処理は最も面倒で毎週の課題の提出があります。内容自体はエクセルやパワーポイントで簡単なワークをするだけで、最後に型式に従ったパワポのスライドを提出して授業終了となります。

英語は総合英語とコミュニカティブ英語(リスニング・スピーキング・ライディング)という2講座があり計週2回を前後期で受けることになります。たまに例外もあるようですがクラスは共通テストの点数で決まり2020年度入試ではセンター試験180点前後が上級か中級のラインとなっていました。クラスが上でも下でも単位取得難易度はそこまで変わらずワークの量は先生に依存するのでクラス分けの結果を気にする必要はありません。

学部によっては第二外国語も必修で医学部の場合ドイツ語とフランス語から選ぶことになります。

他の必修科目や教養科目については必要なものが学部ごとに異なるので確認が必要です。

楽単については「自ら学ぶ」という授業を必ず登録しておきましょう。毎週一度自分の勉強時間をグラフに記入して提出するだけで単位がきます。自ら学ぶはキャリアデザインという科目群に属しているのですがキャリデザ科目は全般に楽なので単位稼ぎには都合が良いです。

必修以外の教養科目は進級要件となっているにも関わらず抽選に外れると単位数が足りなくなるリスクがあるので前期の時点で可能な限り登録しておきましょう。医学科を例に出すと15単位が必要となります。教養科目にも文化と社会・自然と科学、キャリアデザインといった分野がありそれぞれから一定数単位を取ることが定められている場合があります。学部によって違うと思うのでオリエンテーションで渡された資料で確認しましょう。

ここまで色々と書きましたがそれぞれの科目が進級要件となっている点に注意が必要で医学部・工学部・農学部はキャンパス移動があるため1年生のうちに一つでも必要単位が足りないと留年します。実際医学科で上の代ではドイツ語留年、同学年では教養単位不足留年・学部導入セミナー留年が確認されています。専門科目も含めて他の単位を全て取っていても進級できないので1コマだけのために基盤共通科目を受ける羽目になり一年間暇になってしまいます。

履修登録について質問があればお待ちしておりますのでTwitterやブログのお問い合わせなどから遠慮なくご相談ください。

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