今回は山形大学医学部医学科の入試分析をしていきたいと思います。
合格者最低点、平均点、最高点(前期)とセンター平均点
年 | 満点 | 最低点 | 平均点 | 最高点 | 平均点-最低点 | センター平均 (英数国) |
2021 | 1600 | 1183 | 1260 | 1414 | 77 | 350 |
2020 | 1600 | 1257 | 1310 | 1404 | 53 | 336 |
2019 | 1600 | 1278 | 1334 | 1411 | 56 | 358 |
2018 | 1500 | 1158 | 1205 | 1296 | 47 | 334 |
2017 | 1500 | 1189 | 1233 | 1309 | 44 | 341 |
2016 | 1500 | 1168 | 1214 | 1321 | 46 | 347 |
2015 | 1500 | 1165 | 1219 | 1329 | 54 | 341 |
2014 | 1500 | 1184 | 1219 | 1313 | 35 | 334 |
2013 | 1500 | 1107 | 1153 | 1275 | 46 | 327 |
2012 | 1500 | 1178 | 1216 | 1280 | 38 | 363 |
2011 | 1700 | 1244 | 1296 | 1436 | 52 | 352 |
2011までは1700点満点、2012〜2018は1500点満点、2019からは面接が100点分追加され、1600点満点になっています。
受験生の皆さんに、一番注目してほしいのは合格者最低点です。最低点を見ながら戦略を立てて行ってほしいと思います。
また、最低点にはセンター試験の平均点も関わってくると思われます。特に英数国の3教科は600点分あり、大きく影響します(特に国語が…)。具体的に見ていきましょう。まず、2013年を見てください。この年は最低点が1107点と例年に比べ70点近い点数になっています。この年のセンター試験の平均点は327点とこちらもかなり低くなっています。反対に、前年度の最低点は1178点と高いですが、これはセンター試験の平均点が363点と高かったことも一因でしょう。
ですが、共通テストが全てではありません!山形大学は二次試験の問題が簡単であるため、簡単に逆転が狙えます。
逆転の戦略についての記事は共通テスト後に書きたいとおもいます。
※得点は小数第1位を四捨五入。
合格者最低点(前期)得点率
年 | 得点率(最低点) | 得点率(平均点) |
2022 | 72.9 | 76.4 |
2021 | 73.9 | 78.8 |
2020 | 78.6 | 81.9 |
2019 | 79.9 | 83.4 |
2018 | 77.2 | 80.3 |
2017 | 79.3 | 82.2 |
2016 | 77.9 | 80.9 |
2015 | 77.7 | 81.3 |
2014 | 78.9 | 81.3 |
2013 | 73.8 | 76.9 |
2012 | 78.5 | 81.1 |
2011 | 73.2 | 76.2 |
次に得点率を見ていきましょう。合格者最低点の得点率で75%を越えた年を赤くしています。見て分かるようにここ10年間で最低点の得点率が75%を越えたのはなんと8回!合格を勝ち取るには75%の得点率という壁は容易にクリアしなければなりません。得点率が80%に乗れば、合格はほぼ確実と行って良いでしょう。
※小数第2位を四捨五入。
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