教科書などで自分で見てみましょう
理科社会についての話になります。高1・高2の現在も定期テストの前に学校指定の問題集などで問題を解いたりしているとは思います。その問題集の解答解説でこういうものだと覚えることはあると思います。しかし、それは他の人が調べて知っていることをただ読んでいるだけなのかもしれません。私はそう感じます。
私は現在、学年末にあるテストの途中で免疫と感染症と加齢・死・環境の勉強をしています。感染症は先ほど終わりました。あくまでも、感染症の段階で合否も決まっているわけではありませんが、友人から答えとこの選択肢はどう違うかについて教えてもらうだけだったところよりも私自身も実際に講義資料を見て関連事項を調べた問題の方が定着していました。勿論、答えとこの選択肢はどう違うかを教えてくれたという要素も大きいですけど。
例えば、「1297年に北条貞時が永仁の徳政令を出した」という選択肢があって正しいものを選べでこれが正解だとします。この「1297年に北条貞時が永仁の徳政令を出した」ということは教えられれば教科書を読まなければ分かることです。しかし、これだけでは何となく覚えてて使えない英単語の知識と同じです。自分でその前後の時代の教科書の部分を読むと、元寇(2つの年号なども覚えて欲しいですけど)があって、その恩賞を幕府から貰えない御家人の不満が出てきた。分割相続によって困窮した御家人の不満が出てきた。そういう背景があって借金をチャラにする法律が発布された。という流れだと分かると思います。そう言った理解をすることによって単なる知識から使えて応用が利く知識になっていって実力が伸びていくのだと思います。
私の出身高校で「この化学のテキスト分かりやすくて使いやすい」などと言っている人はけっこういました。しかし、それで思いっきり力が伸びたかと言われるとそうではありませんでした。今にして思えばプリンターみたいに覚えているだけのようですね。教科書を読んでどうしてかなどをしっかりと理解するということをしないといけないと思います。
追記
私が面接で地雷を踏んだ例です。後期の面接のために是非ともご購入してください。高1・高2の方は「こういう例があるんだ」といった程度に今は留めておきましょう。何処が駄目だったかを考えることは今の段階では基礎固めより優先するべきことではないです。
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