勉強する状態に戻れるようにはしましょう
来週の火曜日に呼吸器で気管支喘息の講義があってその予習をしているのですが、リモデリングというものが出て来ました。これは炎症が長期的に続くことで気道の繊維化が進んで硬くなって気道の狭窄が不可逆的になることで、気管支喘息の重症化や難治化の原因になります。
これを受験に置き換えてみましょう。4月に頑張ったのに5月になってやる気が出なくなったとしましょう。やる気が出ないことがあるのは分かります。私の友達たちも試験勉強しようとしてもやる気が出なくて直前にまとめてやるといった事は普通に起こりますから。あなたがやる気が出なくても授業はずっと続いていくわけです。大学生の場合は過去問などで出る範囲が大体決まっているので理解していなくてもなんとか出来る場合が多いです。過去問暗記が通用しなくなっている部分も増えてきてはいますけど。しかし、受験生の場合は過去問の暗記とかで何とか解ける問題を扱うわけではありません。きちんと理解していないと受験本番で形が変えられたりした場合に対応することがかなり難しいです。似たような形でも対応するのは難しいでしょう。
たまにやる気出ないくらいならすぐに取り返せる気はします。土日で復習したり、もう分かっていて聞く必要のない授業を切って理解が必要な部分の復習することが出来ますから。しかし、長引いたらどうでしょうか?量が多くなって更にやる気が出なくなると思います。こうして第一志望に受かるのが難しくなっていくのだと思います。
予習内容にはさらにこうありました。リモデリングが進む前に炎症を抑えると。受験で言えば、「9時からの授業に毎回出るのは難しい状態でも10時ちょっと過ぎからの授業はしっかりと出てそこはしっかりと理解する」「出れなかった9時からの授業の分は空いた時間にやっておいて分からない部分は聞きに行く」といった事だと思います。二つ目ですが「出てないのに大丈夫かな」と考える必要は無いと思います。予備校講師たちは誰が出て誰が出てないかなんて基本的に把握していないと思います。いつも目の前に居たりしたらそれは覚えてますけど。
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