そろそろ開示結果来ますね

どこまで追い詰めたでしょうか?

5月初めに各大学に対する開示請求が始まったと思います。浪人生は予備校の授業などもありますが、一旦、その開示結果を見てみましょう。開示結果を見る際のポイントは「何点足りなかったか」ではなくて「不合格だったけど、何点差まで追い詰めたか」だと思います。ここでは面接落ちといった学力以外での不合格は考えないでおきます。

あと何点で合格していたかは凄く重要です。例えば、山形大学医学部医学科で60点足りなくて不合格になったとします。年によって合格最低点は変わりますが、取り敢えずあと60点で合格出来ると仮定しましょう。前にも言った気はしますが、伸びやすい科目と伸びにくい科目があります。どれも伸ばすのは簡単ではなく、それなりの時間が必要ですが。残り60点で例えば二次の数学で100点、理科130点、英語150点だったとしましょう。共通テストに関してはどの点数がすごいのかどうかなど把握できていないのですみませんが分かりません。

この場合は見ての通り、数学が一番足りていませんよね。山形大学の数学の場合は確率とベクトルと微分積分がやりやすいので「基礎が出来ていなかった」「きちんと正確に条件を読み取って正確に計算できなかった」といった事になりますよね。しかも、残りの難しい楕円曲線も0点だったわけではないですよね。15点くらいは取れていたと考えるとこの三つ150点で85点くらいだったということになります。仮にここで30点多く取れてたら60点差から30点差まで詰め寄ることが出来ますよね。ここで30点アップさせることは共通テストの国語で30点アップさせることよりずっとやりやすい気がします。

仮に30点アップさせられたとします。次にアップさせるべきは130点だった理科ですよね。出来ていなかった化学の問題とかは大体分かっていると思います。生物に関してもどの部分が出来なかったのか大体分かると思います。それぞれ改善出来て合計で15点アップさせられたら15点差まで詰め寄ることが出来ます。

英語に関しては文章の相性があるので75%である150点から上げることはこの二つに比べて難しいと思います。これで上がらなかったとしても、残り15点は共通テストで上げることになります。5教科7科目で合計15点なら私がよく言われていた「1科目10点ずつで70点上がる」なんてこと考えなくていいですよね。元が低いならともかくとして、1科目10点なんて簡単に上がりません。

追記

面接0点の真相
私は2019年、山形大学医学部医学科を受験しましたが面接で0点をつけられ不合格になってしまいました。 その時の面接内容、そして成績開示をnoteにしましたので参考にしてみてください。 リンクはこちら

私が面接で地雷を踏んだ例です。興味のある方は是非ともご購入してください。なかなかお目にかかれないと思います。


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