共通テスト数学2Bに関して

今回は共通テスト数学2Bに関して書いていきたいと思います。

共通テストの数学ⅡBは1年前にプレテストを少し解いた程度であまり慣れていませんが、センター試験の数学ⅡBと同様に、計算量に悩まされる受験生が多いように感じます。これに関してですがまず、問題自体があまり良く理解出来ていないのか、あと10分あれば解けたという状態なのかを正確に理解していないといけないと思います。後者の場合はまず、あと10分あれば解けたという状態に持っていってください。

前者の場合ですが、数学ⅡB以前の問題に数学ⅠAの因数分解とか方程式とか三角比の計算をミスしたりせずにきちんと出来ているのか疑問に思います。数学ⅠAと数学ⅡBは共通テストでは科目として別れていますが、因数分解・方程式・三角比などの計算をきちんとやらなければいけないことは共通していると思います。それがしっかりと出来ていないのに数学ⅡBの方で出る典型問題を解きまくっても解決しないと思います。数学ⅠAでやるような計算は数学ⅡBを解く上で絶対に必要だと私は思います。数学ⅠAでやる計算がただ三角関数、指数対数、微分積分、数列、ベクトルといったものに形が変わるだけのように感じます。

私が現役生で一緒に勉強している友達がたくさんいた9年前に感じていたことですが、数学ⅡBで苦労していた友達は多かったです。勿論、問題そのものが分からないというのも存在していましたが、時間がないと言っていた友達は多かったです。その人たちを見ていて感じたことは、因数分解、方程式、三角比など、計算のスピードそのものが遅いということです。私の場合、問題そのものが分かって心の乱れもなければ60分必要なく、40分あれば十分といったことも多々ありました。

私の大学の友人を見ても、数学が物凄く得意だったという人はあまり多くないです。どちらかと言えば、数学よりも理科が得意だった人の方が多いです。

正直、今から来月の共通テストの本番までに計算力を格段に上げたりすることはほぼ不可能です。なので、数学ⅡBの点数が80点を下回っているという感じじゃない限りは大幅な点数の増加は望めません。仮に今の時点で85点くらいだとして、満点近くは厳しいと思います。せいぜい、90から95の間だと思います。それくらいなら伸びしろのある理科・社会の方により多くの時間を回した方が賢明だと思います。

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