生体のリズムについて習いました
今日の授業は生体のリズムについての話ですが、睡眠についての話が面白かったです。簡単に言えば、睡眠に大脳を休めるのが目的のノンレム睡眠と身体を休めるのが目的のレム睡眠あります。入眠直後はノンレム睡眠で次にレム睡眠となり、ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分ごとに交互に3回から4回繰り返されます。
先生がお話ししていたのですが、レム睡眠は記憶を固定させる働きがあるそうです。また、成長ホルモンは睡眠の前半に増加します。これも先生がお話ししていたことですが、断眠は物凄く悪い事です。
成長ホルモン
成長ホルモンは成人では新陳代謝を亢進させ、皮膚細胞の増殖や健康維持などの作用があります。質の高い睡眠は成長ホルモンの分泌に対しても重要です。
これは独自に調べたことですが、成長ホルモンは分泌量が減ると、細胞の再生能力が低下して、記憶力、肌のハリ、髪の艶など、細胞の量が減っていくに従って心身の機能低下が起こります。このホルモンの分泌が低下すると、脳の細胞のメンテナンスが十分に出来なくなります。脳の細胞のメンテナンスが遅れると、やる気や集中力、意欲などが低下して、脳はすぐに疲労を感じやすくなります。
受験などにおいては
受験などで夜遅くまで勉強する人は多いと思います。入試のために出来るだけ多くの知識を蓄えたりしたい気持ちは分かります。私も夜遅くまで勉強してたりしてましたから。実際には睡眠時間を削ることは、記憶を固定させるためのレム睡眠の回数を減らしたり、大脳を休めるノンレム睡眠の回数を減らしたりと、睡眠の質を下げることになり、かえって覚えたことが定着しにくくなることに繋がると思います。
睡眠の質が下がって成長ホルモンの分泌が減ると、やる気や集中力や意欲が低下して、かえって勉強時間が減ったり、集中力の低下による暗記力低下に繋がる気がします。
なので、受験ではやることが残っていても12時には寝た方が得策だと思います。
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