前期試験の入試倍率です
2023年度国公立全50大学の医学部入試志願者倍率速報 | m3.com
これから引っ張ってきました。これは2月10日時点の公表であって、最終的なものでない可能性はあります。
この情報から考えます
旧帝大とかは難しすぎるので地方国公立のみを対象にします。因みに言いますと、私は全ての大学の問題や定員の変化を把握しているわけではありませんので、相性とかは各自で判断してください。
全体的に増えていますが、志願者が減っている大学もあります。増えている大学の中でも増えた程度も違うと感じます。2021年と2023年で比べています。
弘前、福島県立医科大学、浜松医科大学、島根、大分がかなり倍率が上がっていると感じます。奈良県立医科大学に関しては定員が少ないので、この倍率の変化は例年よりちょっと志願者が多かったと認識します。見落としなどがあればすみません。
逆に、筑波、滋賀医科大学、和歌山県立医科大学、岡山、徳島、香川、愛媛が倍率が減っています。見落としなどがあればすみません。
まだ合格最低点などが公表されていないので正確な事は言えませんが、少なくとも私が受験生の時に受験を考えていた大学に関しては倍率が上がっても合格最低点はあまり変化がない場合が多かった気がします。むしろ、下がった年もありました。逆に、倍率が下がって合格最低点がかなり上がった大学もあったと思います。問題の難易度などもあるのでそれが原因の可能性もありますけど。
合格最低点が変わらないことが多いという事を考えると、偏差値が低そう、難易度が下がっていそうな大学に変えてもその大学の傾向に対応しきれていないということだと思います。元々志望していた大学の対策をきちんと出来ていなくて変えているのであれば、直前に志望校を変えて対応できる可能性は低いと思います。なので、元々対策を続けていた人は倍率が上がっていても志望校を変える必要はないと思います。
確かに、偏差値5以上高い大学を志望していた人がレベルを下げて合格する場合とか極端に相性が良くて直前からの対策でも合格出来る場合もありますけど、そんなメンバーは相手にする必要ありません。そんなメンバーが年によって極端に増えることはあまりない気がします。この確率は本番で冴えてかなり調子よくなる確率より低いと思います。どちらの可能性もあるなら、本番で冴えてかなり調子が良くなる可能性にかけませんか?
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