予備校自体はどこでも構わないと思います
これから予備校に通おうと考えている新受験生はたくさん居ると思います。「河合塾がいいのか駿台がいいのか」といった悩みを持っていると思います。私が高校生だった頃は「生徒の駿台、テキストの河合塾、講師の代ゼミ」といった言われ方をされたこともあります。私自身は駿台と代ゼミと東進に行ったことあります。ただ、違いを説明しろと言われても詳しく説明することは出来ません。東進は映像授業で他は対面授業がメインで映像授業もあるといったくらいしか言えません。
私自身、先生の評価をしたり各予備校でどんな特徴があるのかを評価するために予備校に行っていたわけではありません。結局は教えられていることは何処の予備校でも同じです。結局は同じ内容をそれぞれの先生が違う方法で教えているというだけです。
当然ですけど、どの予備校のどの講習を取るにせよきちんと復習して自分のものにしないといけません。それを考えたら、何処の予備校に行くかどうかが重要なのではなくてどの講習を取るかが重要です。実際に講習を受けるとしてその予習復習をすることが出来るのかどうかを考えましょう。それが出来て自分のためになると思うのならその講習を取りましょう。
どの予備校を選ぶにしてもですけど、その講習を取る目的を考えないといけません。ただ単に人気の講習を取っていれば学力が伸びるというわけではありません。例えばですけど「自分は三角関数が出来ていないからこの基礎からしっかり書いてあるこのテキストで授業やってくれるこの講習を取ろう」「文法と単語が出来てきたけど、記述が出来ていないから長文読解を多くやってくれて答案の書き方もしっかりと教えてくれる英語のこの講習を取ろう」といったように目的を持って講習を取らないといけません。何処の予備校を選択しようときちんと予習復習をして自分の力に出来る講習を取ることが大切です。
自分に合っているかどうかの基準は「予習をしている時に考えた結果納得してきちんと覚えた」「授業を受けて内容を理解出来て満足した」といったような感覚になれるかどうかだと思います。「予習が大変すぎる」「授業についていくのが大変」というのもダメですけど「簡単すぎて意味がない」というのも問題だと思います。
ついでにですけど、同じ高校の友達がたくさん居るという事もあると思います。私が高校生の時は駿台に同じ高校の人がたくさん居ました。知り合いがいすぎるから敢えて他の予備校に行くという選択をするのも賢い選択だと思います。