美容教室①

大学生活

独自に学びました

気まぐれで美容について学ぼうと思ったので美肌事典を買ってみました。美容についてはとある場所で発表しました。発表は6人という少人数だったのですが、かなり盛り上がりました。

まずは皮膚の構造と機能について話し、美容の敵である乾燥について話し、最後に食事・栄養に関することをお話ししました。

皮膚の構造と機能

最初に以下のように構造と機能をお話ししました。

  • 大まかに言うと、表面に表皮があり、表皮は約0.2mmとなっています。その内側に真皮があり、約2ミmmとなっています。そして、その下に皮下組織があります。
  • 表皮は肌に潤いをもたらします。表面の凹凸はキメといい、キメの形が整っていることで透明感のある肌に見えます。
  • 真皮はハリ・弾力をもたらします。ここには汗腺・毛細血管・リンパ管・神経細胞・線維芽細胞などが存在します。
  • 皮下組織はクッションの役割を担います。脂肪がクッションや断熱材の役割をして肌にハリを与えます。

次に、線維芽細胞について以下のようにお話ししました。

  • 線維芽細胞が肌の見た目年齢を決めるとも言われています。これが元気だと新陳代謝がスムーズでハリや弾力のある肌が保たれます。乾燥・紫外線・活性酸素・加齢などで線維芽細胞が減ったり働きが悪くなると健康なコラーゲンを作ったりできず、シワやたるみなど肌年齢が上がってしまいます。

表皮の構造

  • 表皮の一番上が角質層でその下に顆粒層・有棘層・基底層の順に存在します。

ここでは角質層についてお話しします。

  • 角質層の中にはNMF(天然保湿因子)という、肌が自力で作り出し天然の保湿成分があります。主成分はアミノ酸で、乳酸や尿酸などが含まれます。このNMFが正常に作られないと肌の感想を招きます。
  • 角質細胞の間には細胞間脂質というセメントのような役割の脂質があります。水分と脂質の層が規則正しく重なることで潤いが保たれ、刺激から守るバリア機能が出来ます。

このようにお話ししました。

皮膚の働き

  • 皮膚には6つの働きがあります。
  • 保護作用:化学的な刺激、細菌やウイルス、紫外線など、外からの様々な刺激から肌を守り、水分を保ちます。
  • 分泌作用:皮脂や汗を分泌します。皮脂と汗が混ざって肌表面に「皮脂膜」を作ることで、細菌などから肌を守ります。そして、乾燥を防ぎ、滑らかに保ちます。
  • 体温調節作用:暑い時は汗を出して体温を調節し、寒い時は立毛筋を収縮させ、体温を一定に保ちます。
  • 貯蓄作用:皮下脂肪を蓄えます。
  • 排泄作用:老廃物を汗として体外に排泄します。
  • 知覚作用:触覚・冷覚・温覚・痛覚・かゆみなどを感じて、知覚神経から脳に伝えます。

このようにお話ししました。

 

長くなるので、続きは次の投稿にします。

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