去年の山形大学の数学を見てみました

見た目は難しくありません

久しぶりにパスナビで山形大学の数学を見ました。数日前に書いた札幌医科大学みたいに「何これ?」と感じるような問題は少ないです。私がかなり忘れていたり、複素数平面が得意ではなかったことを差し引いても大問6は少し難しい気がします。他の大問に関してですけど、しっかりと丁寧に解けば満点近く狙えると思います。仮に、これらのあまり難しくない問題をしっかりと取れば150点以上取ることも夢ではないという事です。

見た目が難しくない他の問題について

一つ目は確率・場合の数ですけど、問題文をしっかりと読んで指示通りに解けば難しくないと思います。確率・場合の数を習いたての高校生も授業中に先生に当てられて「こういう条件だからどの場合にこうなる?」と聞かれてすんなりと答えられる場合は少なくないと思います。しかし、自分一人で問題文の条件を漏れなく理解するというのは簡単な事ではないのではないでしょうか?

友達と話していたり、友達から何か紙を渡されて何か忘れていた時に「ちょうど前に言ったばかりじゃん」とか「ここに書いてるじゃん」となりますよね?それと同じように「問題文にちゃんと書いてあった」ということなんて起こりえます。試験になったらこんなこと起こらないなんて言えませんよね?友達とのやり取りでも起こったりするのに。私の友人と試験対策している時に友人が問題文をちゃんと読んでなくて前提を間違えていて私に指摘されるまで気づかないなんてことけっこうあります。

ベクトルと微分積分の大問ですが(まとめて話します)、条件見落とすというのもそうですが初めの方で計算ミスしたら一気に崩れます。そうなったら共通テストの多少のアドバンテージはすぐに失います。

ベクトルの場合は内積計算をミスした場合、正しい面積を求められませんし、その内積の計算結果を最後まで使う場合も少なくないため、その場合は最初に間違えてしまうと全て駄目になります。

微分の場合は、変曲点を求めたりする関係で二回以上微分する場合も少なくないため、一回目の微分を間違えたら基本的に全て崩れます。

大問すべてで抜け漏れなくやることは簡単ですか?

私のブログを見てても、「たまに誤字ある」とか「日本語の表現がたまに間違っている」という部分はあると思います。テスト勉強での疲れがあるときに書いてたりしたらそうなる可能性が高くなることは当然の事ですよね?一度就職して受験する再受験の方なら「忙しいのが続いて疲れた時に仕事でミスしやすくなる」と共感するかもしれません。

受験でも同じです。何らかの原因でミスしてしまうことはあります。凄い緊張感で勉強し続けているわけですから、疲れはあって当然です。細かい知識をしっかりするだけではなく、このような要因も少なくしましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました